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(2013年)
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梅雨も明けきらない令和元年7月21日(日)、中野サンプラザ大ホールにおいて第44回不白流白和会大会ならびに第52回不白流白和会夏期講習会が開催されました。
受付の様子
第一部では、家元より
「昭和、平成、そして令和と時代をつないでまいったこの講習会では流の点前の統一と確認を第一の目標として取り組んでまいりました。また、専門分野の講師から茶道全般の講義をうけてきました。
また、本年の全国大会は東京本部開催となり、現在本部直門一丸となって取り組んでおります。
会誌「ゆきま」に報告されているように各支部の活動も活発に行われています。今後ますます流の活動が盛んになることを望んでおります。」
とのお言葉がありました。
のち、担当監事より平成30年度の事業報告がありました。
舞台
家元挨拶
つづいて、80歳の賀を迎えられた12名の先生方に敬老賞の表彰が行われました。
敬老賞は岩嵜宗和、猿渡宗和、岡田宗侑、岡本柳逕、森田宗浩、太田宗榮、佐々木宗竹、新家柳風、中川宗秀、後藤柳朋、山城宗洋、内田柳美の先生方でございます。
今後も皆様ますます茶道を楽しまれますと共にご健康とご長寿を願っております。
敬老表彰式
第2部は、早川正夫建築設計事務所 代表取締役 岩橋 浩治 先生より
「茶室建築の基礎」
と題した講演をいただきました。
基本的な畳のサイズから、炉の切り方は実は5パターンにしぼられていること、一帖台目から四帖半までの様々な茶室の基本型、茶道口やにじり口の導線、床の間の位置や種類、茶室の材料の数々、有名な茶室の写真での紹介とひじょうにわかりやすく、興味深いお話をいただき、たいへん勉強になりました。
早川正夫建築設計事務所 岩橋浩治先生
つづいて点前実技に入りました。
隔年、風炉と炉を交互に行っていますが、本年は炉にあたり向切の点前を拝見しました。
「向切 本勝手炭点前」
「向切 本勝手の濃茶点前」
「七事式の内 炉の花月」
を行い、解説は家元が担当されました。
炉 向切本勝手炭点前
炉 向切本勝手炭点前
左より、正客・ 吉野 宗和
詰・ 吉田 蓮和
東 ・宇佐美 柳漣
羽箒を取ったら連客は炉辺によります。
炉 向切本勝手の濃茶点前
炉 向切本勝手の濃茶点前
左より、正客・小林 宗昌
次客・杉山 柳歌
詰 ・伊藤 宗珠
東 ・藤村 柳恵
茶入と茶筌は流して置きます。。
花月
右より、一客・伊藤 宗珠
二客・杉山 柳歌
三客・吉田 蓮和
四客・吉野 宗和
東 ・ 小林 宗昌
花月
四服目を点てる花は茶巾を畳み直します。
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