不白流ホームページ
    
 * 波上宮献茶式並びに
  御家元古稀御祝茶会
  (2013年)
第9回不白展

第9回不白展が令和5年11月3日、4日、5日不白道場にて開催されました。

今回の不白展では柳原焼の銘品と、代々宗匠の好んだ棗や作られた茶杓を中心に展示されました。

2階で出迎えてくれたのは珍しい花々が生けられた大きな竹の花入れでした。
床には柳原焼の茶碗、単の間、次の間には各代の宗匠の品々が並んでいました。

「どうぞ実際に手に取って大きさ手触り等を感じてください」とのお言葉をいただき会員は貴重なお道具を堪能していました。

呈茶席は、不白好上段付花月の間で薄茶を、一指庵にて濃茶がふるまわれ家元が道具組のご説明をなさいました。
 扇面は似無愁庵(雪底老師)筆「截断紅塵」  大きな竹花入に生けられた珍しい花々
秋明菊、藤袴、りんどう、吾亦紅、あわこがね草、
あきのきりん草、さらしなしょうま、おけら

 床には流祖画賛「秋に富む 実りを花の たづらかな」
と柳原焼の品々
 棗・茶杓の数々
   
 一指庵 床 軸は雪底老師「開炉」
   
 上段花月の間 軸は流祖筆「日々是好日」  上段花月の間にて薄茶点前


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