4年ぶりとなる白和会初釜が令和6年1月27日(土)東京美術倶楽部にて開催されました。
久し振りの本部行事ということで多くの会員が集い、会場内は新年と再会の喜びを交わす声にあふれ、各席を楽しみました。
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家元席 花の間
床には、流祖の双幅「千年丹頂」「萬年緑毛亀」が掛けられ、 軸の間に家元お手造りの輪飾り、結び柳に南天。
流祖好の金獅子香合、中央手前には稲穂蓬莱飾り、琵琶棚には訶梨勒と四天王寺毬打写・銘「宝珠」十四代今右衛門作が飾られ、新しい年を迎えられた喜びを感じました。
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家元席
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総務席 済美庵(濃茶)
本席は今回は展示と解説のみとなりました。
床は先代宗匠筆「禮和」、4年前の令和初めての初釜にも掛けられた軸で、本年のお勅題「和」に因んだものでした。
茶筌蓬莱飾、紅白椿につくばね、香合は流祖作赤楽玉香合でした。流祖作赤楽宝珠茶碗・銘「玉」に茶杓・銘「如意」が合わされていました。
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総務席 |
直門席 雪の間
軸は鉄舟宗昆筆「年々是好年」「日々是好日」の双幅、寒牡丹が古銅花入に生けられていました。 |
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直門席 |
白和会席(炉の立礼卓にて和鏡点) |
この席は毎年当代好みの炉の立礼卓を使って当流独特の和鏡点が行われます。
床に見立てた青竹に当代が24年前に描かれた干支辰画賛「あら玉の年の始めに玉とりて龍のぼり行く2000年の時」がかけられていました。
棗は当代の龍の絵、茶杓は「彩雲」前田孝允作が合わされていました。
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白和会席 |
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恒例の干支飾り |
点心席 |
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