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平成19年1月27日(土)東京美術倶楽部に約600名の会員が参加し不白流白和会稽古始が行われました。
家元席 花の間
床には、 三代眉山宗寿宗匠の参禅の師、大徳寺404世鉄舟禅師の「年々是好年」「日々是好日」の双幅、中央に玉飾り、新米稲穂が供えられ、 脇床には訶梨勒と雉の香炉が飾られていました。
竹台子には、朱手桶水指と家元の家紋入りの緑地金彩皆具が鮮やかに、
流祖手作りの赤楽の一碗が正客に点てられました。
家元席
総務席 済美庵(濃茶)
本席は、昨年行われた栃木県支部創立五十五周年記念茶会の跡見の道具組でした。
床飾りだけは季節に合わせた飾りで、軸は流祖の松画賛 「秀つるや 雪のあしたの 男松」、 この句は流祖の師如心斎に男子誕生の時の祝いの句です。また丸三方に当流独特の茶筅蓬莱飾り、花は白玉椿とつくばねが生けられていました。
総務席
直門席 雪の間
床には、冬牡丹が見事な唐銅耳付花入に生けられていました。
直門席
白和会席(炉の立礼卓にて和鏡点)
青竹を組んだ床には、家元筆「只一心」
稽古始めにふさわしい一面に、会員一同本年の精進を心に誓いました。
白和会席
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