流を寿ぐ初釜が平成26年1月25日(土)東京美術倶楽部にて開催されました。
本年も早朝から多くの会員が開門を待ち、会場内は華やいだ一日となりました。
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家元席 花の間
床には、流祖八十六歳の双幅
「千年丹頂鶴」「萬年緑毛亀」
横を向いた鶴と上を向いた亀が味わいのあるお軸がかけられ、軸の間に家元お手造りの輪飾り。床前を長くながれる結び柳に根じめは足利から到来の見事な南天。流祖好の金獅子香合、稲穂蓬莱飾りと例年通りの飾りに一年が巡った新年を迎えた喜びを新たにいたしました。
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家元席
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総務席 済美庵(濃茶)
本席は昨年11月に久留米で開催された第5回全国大会茶会の跡見の趣向でした。
床には眉山宗寿筆の宗旦茶之湯道歌がかかり、高良杉の炉縁、柳原焼の水指、伊賀焼茶入銘「羽衣」、眉山宗寿作の茶杓銘「不識」など多くのお道具が九州から到来していました。 |
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総務席 |
直門席 雪の間
軸は久留米藩九代藩主 当流三世眉山宗寿が茶頭として仕えた 有馬月船公の一行「鶴舞千年樹」。時代の源氏車平棗、当代作の茶杓銘「清風」がよくうつっていました。 |
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直門席 |
白和会席(炉の立礼卓にて和鏡点) |
この席は毎年当代好みの炉の立礼卓を使って当流独特の和鏡点が行われます。
床に見立てた朱傘青竹に当代が12年前の午年に描かれた色紙「瑞雲を踊りいでたるペガサスは白和の栄え八千代といななく」がかけられていました。
家元手描きの天馬の干支棗、瑞雲五彩蒔絵茶杓、先代宗匠ご夫妻の合作のお茶碗「修善」など華やかな道具組でした。
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白和会席 |
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今年も干支飾りが出迎えてくれました |
豪華なお弁当を美味しく頂戴しました |
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