新年を寿ぐ白和会初釜が平成31年1月26日(土)東京美術倶楽部にて開催されました。
冷え込みの厳しい中早朝から多くの会員が開門を待ちました。
会場内は新年の挨拶を交わす声にあふれ各席の趣向を楽しみました。。
今回は昨年栃木で開催された全国大会の跡見の道具が各席で用いられていました。
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家元席 花の間
床には、流祖の筆 鶴亀画賛「首長く嘴また長く足ながく齢もながくよくそろい鶴」「首ださず手足もださず尾もださず身をおさめたる亀は万年」
軸の間に家元お手造りの輪飾り、結び柳に南天。
流祖好の金獅子香合、中央手前には稲穂蓬莱飾り、琵琶棚には訶梨勒がつるされ雉香炉が端座し、常に変わらぬ飾りに今年もかわりなく過ごせますようにと願いました。
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家元席
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総務席 済美庵(濃茶)
本席の床は宗種刀自ひこはえの句「ひこはえのまたも榮えむ喫茶の寿」、茶筌蓬莱飾、紅白椿につくばね、香合は流祖作赤楽「宝珠」でした。茶入は瀬戸渋紙手肩衝銘「鉄壁」が使われていました。
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総務席 |
直門席 雪の間
軸は無学宗衍筆「如龍得水」「似虎靠山」の双幅、花は寒牡丹に木が添えられていました。 |
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直門席 |
白和会席(炉の立礼卓にて和鏡点) |
この席は毎年当代好みの炉の立礼卓を使って当流独特の和鏡点が行われます。
床に見立てた青竹に当代が描かれた干支亥画賛「亥年冨士八合よりは猪目冨士」がかけられていました。
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白和会席 |
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玄関 |
点心席 |
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