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* 波上宮献茶式並びに
  御家元古稀御祝茶会
  (2013年)
    2023 年頭の言葉
                    
卯年の年頭にあたり   
                        家元八世  川上宗順

 新年明けましておめでとうございます。

 会員の皆様も良き御年を迎えたことと存じます。

 今年は卯年、うさぎは月に棲んでモチをついたり長い耳で福を呼んだり長寿、子孫繁栄の吉祥文として絵画工芸の恰好の題材となり十二年前の「ゆきま」の表紙も豊穣と水を意味する波乗り兎。画は狩野永川院の弟子香取典長(みちなが)、そこに流祖が碧巌録二十四則の頌の評唱の一節”白雲深処金龍躍 碧波心裏玉兎驚(はくうんふかきところきんりゅうおどり へきはしんりぎょくとおどろく)”と賛をしています。何よりもうさぎは跳ねて飛ぶ飛躍を象徴する縁起のよい動物とされています。

 我々の点てる一碗も福をもたらす一碗でありたい。
うさぎは月みて跳ねる、月と言えば日(太陽)、日月の運行は正確無比、その日月の中で点前は正確でこそ”福”の一碗が点てられる。
 
 本年も正確な茶の稽古に励み飛躍の年としてゆきましょう。

 

( ゆきま巻頭言より )




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